新型インフルエンザの感染が拡大しています。東京都は、インフルエンザに感染した患者が流行警報の基準を超えたとして、「流行警報」を発令しました。江東区でも小中学校で学級閉鎖が相次ぎ、登園自粛を願う保育園も増えています。インフルエンザ対策の強化が求められています。
江東区は現在、区内2ヶ所で休日・夜間診療を行っていて、昨年度の患者件数は11,710件でした。今年度になってから新型インフルエンザの影響で患者数が激増。昨年度と比べて2倍から3倍増えており、待合室は常に患者で一杯。インフルエンザの院内感染が懸念されます。今後、季節性インフルエンザの流行も予想されており、休日・夜間診療の拡充は急がなくてはなりません。赤羽目議員は先日開かれた決算審査特別委員会で質問に立ち、診察に当たる医師の増員を医師会に要請すること、また、区内2ヶ所では対応は困難。深川地域の利用者数の増大や今後の人口増を勘案して南部地域に新たに休日・夜間診療所を開設するよう区に求めました。
区は、医師の増員は医師会に要請している。体制の充実や診療所の新設は検討していくと答弁しました。
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