NHKのニュースです。
ことし4月からの年金支給額 0.1%引き下げ
厚生労働省は、ことし4月からの年金支給額について、去年1年間の物価水準が下落したのに合わせて0.1%引き下げ、1か月当たりの国民年金の支給額は満額で6万4941円になると発表しました。
(中略) 今回は支給額が引き下げられるため、支給額の伸び率を物価や賃金の伸び率よりも低く抑える「マクロ経済スライド」は実施されません。
年金カット法案の審議では、「よほどのことがない限り引き下げない」と言っていたのに、すぐさまこれです。年金カット法が実行に移されれば、今回実施されなかった「マクロ経済スライド」についても、実施しない分を貯めておいて翌年以降にまとめて引き下げることになります。簡単にいえば、年金は一度下がったら二度と戻らない、その仕組みが強行成立した年金カット法です。
年金カット法の実施を撤回させる取り組みを強めていきましょう!