4月から始まった後期高齢者医療制度に怒りが噴き上がっています。
江東区の窓口には5000件以上の問い合わせ、抗議の電話が殺到しています。保険証の引き取りや詳しい説明を求め、来庁された方は1600人。皆さん口々に「長生きは悪いのか!」「誰がこんな制度を作ったのか」「保険料の年金天引きは許せない」と怒り心頭です。対応する窓口の職員も制度を作った自民・公明に電話を回してやりたいとぼやいていました。
75歳になったら現在入っている保険から切り離し、新しい保険に強制的に加入させ、保険料は年金から天引きする。しかも、今までと同じ医療を受けられる保証はありません。世界にも類をみない高齢者いじめのひどい制度を何としても撤廃させなくてはなりません。
5月11日、地域の後援会主催で「後期高齢者医療制度」学習会を行いました。ケアマネージャーさんから具体的な制度の中身をお話ししていただき、私から、江東区の現状や後期高齢者医療制度の問題点、等などお話しさせていただきました。会場一杯、入りきらなくなるほど参加していただき、この制度の不十分さや皆さんの怒りをひしひしと肌に感じました。
反対署名は500万筆をこえました。全国の医師会からも反対の声が上がっています。こうした運動や声を大きく広げなんとしても撤廃させるために皆さんと力を合わせて頑張ります。