【2023年度・江東区予算】 区民に寄り添い、くらしと営業・福祉を守る予算に

 自己責任押しつけ、社会保障削減の冷たい政治と物価高騰、長引くコロナ禍の下、区内経済と区民のくらしは冷え込んでおり、暮らしに寄り添い負担を和らげるあたたかい政治が強く求められています。

 ところが、国は、医療保険証を廃止しマイナンバーカードへの一体化や中小業者つぶしのインボイス制度の強行、さらに、介護保険の大改悪を狙っています。

暮らしに冷たい一方で、軍事費は大幅に増やし、歴代政権が持たないとしてきた敵基地攻撃能力を保有する等、海外で戦争する国へと変える危険な動きを加速させています。 

国民の生活実態を顧みず、平和を破壊する冷酷な政治を国が推し進めている時、悪政の防波堤となり命と暮らし、営業守る江東区の役割は益々重要です。

福祉の削減、区民負担増は許されない!

 2月4日に発表された江東区の来年度予算案は、一般会計は2,370億円余で、前年度比約85億円、3.8%の増となっています。予算案には、皆さんと求めてきた、18歳までの医療費の無料化、返済不要の給付型奨学金の実施、感震ブレーカーの設置助成、スクールソーシャルワーカーの増員など一定の区民要求が盛り込ました。しかし、ワーキングプアを拡大させる区立保育園やきっずクラブなどの民間委託を推進、人口増にも関わらず職員を削減、高すぎる国民健康保険料の更なる値上げ、区立児童館の廃館など、福祉を削り区民負担増を行うものとなっています。

さらなる特養ホームの増設など、区民要求の実現に全力

区は、負担増を区民に押しつけ福祉を削る一方で、基金をこの1年間だけでも約100億円積み増しし、基金総額は1712億円に達しています。共産党区議団は、今こそため込んだ基金を活用し、学校給食費の無料化、中小業者への家賃助成金の再支給、特別養護老人ホームの増設、住宅の耐震化促進、障害者グループホームの整備など、切実な区民要求の実現を求めています。

 2月21日から予算委員会が開かれます。私は、積極的に区民の声や生活実態を伝え、区民が主人公の区政をつくるため、全力で奮闘します。

トップへ

江東区議会議員

赤羽目たみお