10年連続値上げ、際限ない負担増に歯止めをかけて!
国民健康保険料は、毎年のように値上げが行われ、高すぎて払いたくても払えない世帯が急増しています。
取分け、二〇一一年度からの保険料の賦課方式の変更は、さらなる負担増をかぶせるものとなりました。夫婦と小学生・中学生の4人家族では、収入が前年と同じ308万円なのに経過措置が行われた後でも、保険料が6万6千円も跳ね上がりました。来年度、経過措置が打ち切られた場合、賦課方式の変更前と比べ、13万円を超える保険料値上げが襲いかかることになります。区民からは、「もうやりくりできない。助けて」との悲鳴の声があがっています。
高すぎる保険料は引き下げて!
赤羽目議員は、これ以上の保険料の値上げは、とても耐えきれるものではない。払える保険料に引き下げるとともに、経過措置を来年度以降実施するよう求めました。
しかし、先日行われた国民健康保険運営協議会には保険料の値上げ(平均3000円)が提案され、経過措置も終了すると報告がありました。この問題について、反対意見を述べたのは赤羽目議員だけで、ほかの委員は、区民生活の厳しい実態が目に入っていないのか、黙って賛成してしまいました。