安心して子どもを預けられる認可保育園の拡充を!

認可保育園の待機児は増え続けていて深刻さを増しています。連日私たちのところにも「保育園に預けないと働けない、何とかしてほしい」という保護者から切実な相談が寄せられています。
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江東区は、土地を買ってでも認可保育園等を増やして平成二六年までに待機児を解消するとしていますが、今現在、子どもを預けられなくて経済的に厳しい状況におかれている世帯の負担を軽減するためにも認可保育園の整備は急がなくてはなりません。また、待機児を解消するためとして、今でさえ狭い保育室等の施設面積の緩和や、3歳以上児の給食の外部搬入を認めるなど、最低基準の引き下げが進められようとしています。しかし、世界的に見ても極めて低い最低基準を引き上げるなど保育の質向上が、保育関係者や保護者から強く求められています。
赤羽目議員は、具体的にどこの土地を確保して、認可保育園を整備する予定なのか、保育園に適した土地はどのくらいあるのか質すとともに、緩和が検討されている最低基準は、子どもたちの生活スペースとして十分だと考えているのか、3歳児以上児の給食の外部搬入を認めて子どもたちの健康と発達が保障できるのか区の認識を質し、最低基準の緩和をやめ保育の拡充に力を入れるよう求めました。
区は、「新砂の都有地を購入して平成二四年に認可保育園と介護施設との複合施設つくる予定はあるが、民有地の購入は考えていない。保育室のスペースが十分かどうか判断は難しいが、区としては国基準を超える面積を確保して実施している。給食の外部搬入については、園児の健やかな育ちや食育推進の観点から、現在のところ導入する考えはない」と答弁しました。

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江東区議会議員

赤羽目たみお