視察に行ってきました。

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4月13日から16日まで、北海道函館市と帯広市に視察に行ってきました。
函館市では、市が行っている「公共工事における契約先の下請けも含めた雇用の実態調査」と「地元資材・地元業者の優先的使用」の取り組みについて市の土木部管理課長さんから説明を伺いました。
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帯広市では、帯広市中小企業振興基本条例制定後の取り組みと中小企業振興協議会について市・商工観光部の方にお話を伺いました。
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条例制定に当たって、帯広市は事業者の実態を把握するためにアンケートを実施。回収の際に聞き取り調査を行い「職員自ら、業者の悲痛な叫びを聞いた」と語っていたのがとても印象的でした。
帯広市の条例では、市長の責務として「指針の制定」が定められいて行政のやる気、姿勢が明確にされています。わが町江東区では、ようやく作られた地域経済活性化基本条例には区長の責務は書かれていません。書いてあるのは“自助努力”・・・・(T_T)
帯広市は、条例の目的を達成するために市と中小企業者との協働・連携がうたわれいて、中小業者や専門家など40数名の委員で構成する「帯広市中小企業振興協議会」が設置され、現在、各部会において指針策定にむけた論議が進められているとのことでした。中小業者が自らの問題として議論に積極的に参加し、中小企業振興とまちの活性化をどう図っていくのかを行政とともに進めている姿は、江東区政でも大いに取り入れていくことが必要だと感じました。
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江東区議会議員

赤羽目たみお