築地市場の移転は見直しを!

  豊洲の移転予定地からベンゼン4万倍
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東京都が築地市場の移転予定地としている江東区豊洲の東京ガス工場跡地の土壌から、環境基準の4万3千倍のベンゼンが検出されたことが明らかになりました。
 これは、昨年夏の都の調査で環境基準1千倍のベンゼンが検出されたのを受け、予定地内4181ヵ所で行っている再調査で検出されたものです。再調査では、地下水からも環境基準の1万倍のベンゼンが見つかりました。 Dsc_0105
築地市場の豊洲移転に対しては、市場仲卸業者や広範な都民から「食の安全が大問題になっているのに、生鮮食料品を扱う市場を汚染された豊洲に移転するのはおかしい」と反対の声が上がっていますが、都は都民の批判を無視して移転基準を強行してきました。
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昨年の調査結果を受け、新市場の開業時期を当初予定していた2012年から1年間延期しましたが、都民の食の安全はもちろん、莫大な処理費用がかかるという点からも築地市場の豊洲移転は見直すべきではないでしょうか。 

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江東区議会議員

赤羽目たみお